人生のどのタイミングで人はやる気を無くし得るのだろうか / In which timing a person could lose motivation in his life.

赤の広場につながっているNikolskaya streetにて。カラオケに合わせて突然路上で女性二人が踊りだしました。ロシアの有名な曲。体が自然と動き出すようで、とても楽しそうな様子。自由に自己表現して楽しんでいる様子は見ていてとてもよいですね。

人は一体いつ、どのタイミングでかつてのやる気をなくしうるのだろう。

ってここ最近いつも思う。

会社に入社した研修でお会いしたとある工場での工場長の話。「今、ここにいるみんなは全員同じ位置にいるけど、10年間我武者羅に仕事してみてください。きっと大きな違いになっているから。」

そんな言葉がけっこう印象に残っています。それはずっと昔のことで、それが実際にどう自分自身に生きているのかは分かりませんが、その言葉の重みをいつも感じます。当時の同期として入社したメンバーが実際に現在どのように仕事をしているかを見るとき。今、ロシアにいて、ロシア人スタッフを見ていてはっきりと分かること。それは、人によってどんなに同じ時間を過ごしても、その結果が実るのは1倍であったり、2倍になったり、10倍になる、ということ。

よく考えれば当たり前なのでしょうが、なんだか前までは、自分の期待するレベルまでできれば到達可能なんだ。だから「がんばれ、やればできる、何でも必要なことは終えてあげるから。」という意識で。できなければ、「なんで出来ないんだ?仕事時間集中してがんばろうよ、黙々と仕事をしてくれ!長い雑談はするな!」というふうに。その中でもどんなにこちらが努力して支えても、伸びる人伸びない人は明らかに分かれる ― これを頭の中でどこか否定しつつも、はっきり理解できたことは大きかったです。

伸びなくなる人 ― その原因はいろいろですが、その一つに仕事にやる気をなくすタイミングが訪れた、というのはあると思います。それが、もしかすると、自分で思っているようにできない自分がいることに気がついたとき、それを周りから指摘されたとき、いやもう少しはできるのではないか、と反骨心をもつことなく、もうどうでもいい、と思ったとき。そんなときがあるのだろうか、と。

つい先日、近畿大学での又吉氏の卒業記念講演を見て、このお話をYou tubeで聴いてから、自分が悩んでいることへの答えはこれなのだろうか、と。新鮮でした。とても重みのある言葉でした。自分で自分に対する期待が裏切られたことが分かったとき、人はどう行動するのか・・・ここが大きな転換点なのだろうか、と考えてみたり。自分の能力を把握し、それを認めて、自分のに合ったレベルでどれだけ自分で伸びてゆけるか。自分と定期的によく向き合うことの大切さ。

自分自身も素の自分に正直になって、変に期待しすぎること無しに有りのまま進んでゆこう、と。ロシア人スタッフのことを見ていてわが身のことを振り返る時間となりました。

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ロシアのモスクワにある日系企業の管理部門に7年間勤務した後、現在は日本で働く会社員です。モスクワでロシア人と一緒に日々仕事をする中で、私たち日本人が経験するアドミ業務についての情報、課題、考えなどを少しでも多くの方々と共有したい、アドバイスをいただければ、と思いブログをはじめました。 経理、労働法や人事制度の仕組み作り、ITスキルを応用した仕事スキル向上、EAC認証などの幅広い管理課題に取り組んでいます。 とりわけチームビルディング、部下とのコミュニケーション、モチベーションアップ、という課題は世界共通だと認識しています。そんな話題も中心テーマの一つです。

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