ポイントカードのトリック。1円の節約と思考と時間を失うリスク / The trick of Point card. Saving 1 yen and the risk of losing time to invest for future

帰国して日本の生活に戻る中で感じること。それは、あまりにも電子マネーの種類が多く、どれを選んでいいのか悩ましいことです。調べて行くとどれもメリットはあるのは事実ですが、果たしてそれだけ多くの種類が乱立していても顧客にとってどれだけのメリットがあるのだろうかと感じています。

ポイントカードのトリック

選択肢があることは良いことでありますが、一方で選択肢があることにより余分な時間を取られてしまうことの非効率さを感じます。スーパーマーケットはそれぞれのお店のポイントカードを発行し、使える電子マネーの取り扱いを増やすことでお客さんを固定客にしようとしています。お客さんはそのポイントが溜まった時にそのポイントを使うことでお得感を感じ、一層その店で購入する意欲が高まります。お客さんは購入するお店に応じて電子マネーの使い分けを考えて賢く利用しています。量販店やスーパーマーケットなどのお店(ここでは小さな個人商店ではなくて、大手家電量販店などを念頭に置いています)が発行しているポイントカード使っていて面白いことは、実はポイントが付与されるからといって、それは決して真にお得ではないという点に気づいた時です。

これはロシアで生活していた時にも感じたことですが、モスクワの駐在員ならば誰もが利用するであろう上位にランキングするスーパーマーケット「アズブカ・フクーサ」。

https://av.ru/

とあるサバの缶詰を購入したとき。このスーパーよりも価格は安く、サービスや取り扱い商品も劣るのですが、健康志向でモスクワっ子にも人気がある「フクース・ヴィル」

https://vkusvill.ru/goods/

でも同じ商品が(きちんと覚えていないので具体的な値段を記載できないのですが)明らかに安い値段で販売されており驚いたことを覚えています。アズブカ・フクーサでは、一定の累計ポイントを溜めると、1か月間お店に立ち寄ってコーヒーや紅茶を無料で受け取れる還元も行っており、そのポイントを溜めようと思う十分なインセンティブにもなります。ポイントが溜まり、一定のポイントが貯まった時にそのポイントで商品を買うと何だか得をした気分にもなりますし。しかし、このサバの缶詰の件以降、このポイント貯めようとアズブカ・フクーサに通うことに何かメリットがあるのだろうか?そもそも同じ商品を安い値段で提供しているお店で買うほうがよっぽどメリットがあるのではないかと。そう思いました。

日本に帰ってきて同じようなことが。冬を迎えるにあたって電気ストーブをビックカメラのオンラインショップで購入し、ポイントも10%付き、お買い得感が満載です。とある日、近所にある日曜大工のお店で同じ商品を見つけた時、値段が明らかにビックカメラでゲットした10%のポイントを考慮しても、もう少し安く販売されていました。お得感を与えるためのポイント制度。でもよく考えてみたら、お店はそのポイントを考慮した値付けをしていることは当たり前で、そのポイントに購買客は”踊らされて”また次の電化製品を購入する時には再びビックカメラにやってくる。非常に上手くできている仕組みです。ポイントカードはそのお得感を非常に顧客に訴えてくるものがありますが、そもそもその商品の販売価格がいくらで市場で売られているのかを一度考えてみるのがよいかもしれませんね。

1円の節約を意識して思考と時間を失うリスク

主婦は1円でも安い所にかけていく、と以前に聞いたことがありますがその気持ちは、日本に帰ってきて分かります。駐在生活とは異なり、日本の現実の給与水準で生活をすることになると自分自身のお金の管理もよく注意するようになりました。初めて家計簿なるものをつけ始めています。記録してゆくとだんだんと自分の生活スタイルが分かってきます。そうすると同じ商品でも近隣の異なるお店で異なる値段で売られているものを見ると、より安いものを購入しようとか、特別お買い得セールを行う日まで購入を控えようなどといった意識が働くことがあります。それは正しいことだと思うのですが、そういったお金の金銭感覚を常に重要視することと同時に、お金では買い取れない貴重な時間が失われることの危険性も感じます。頭の中で潜在的思考がお金のことに占有されてしまい、将来に向けた自分自身への投資のために意識する集中力や払うべきお金を躊躇してしまう、そんな感情も湧いてきます。1円を常に考えた日々の生活を行うことも重要な一方で、自分自身の思考回路はより大切なことに意識を向けて集中できる環境を整えておくこと。節約術を覚えることは大切ですが、ポイントカードや電子マネーの種類は多くあれども、それらのメリット・デメリットには決して大きな大差がないであろう、と想像すると(細かく検証はしていないのですが)、自分自身の生活スタイルを把握し、自分自身の生活圏で有効だと思える支払い方法を選択し ー クレジットカードや電子マネーでのお金の使い過ぎリスクをきちんと管理できることを前提とすれば、今の時代に現金だけで生活することはとても賢いことではないと思います — その方法をを採用する、新たな情報は収集しつつ、比較しつつ、今の支払い方法の正しさを確認しつつ。そうであれば、1円のために自分の大切な投資となる時間を倍取られかねないような節約の仕方を避けて、かつ「あっ、1円損をした。どうしてこの方法で支払わなかったのだろう…」といったネガティブな思考を出来る限り取り除きたい。人間というものは損をしたことに対するショックは必要以上に大きく、後に残るといわれていますし、それを実感しています。ロシアで為替暴落により数十万円の価値を一気に失ったショックは思い出す度にやっぱり凹みます。

家計簿+エクセルスキルアップ

家計簿をつけることによって自分自身のお金を使う指向性であったり、キャッシュフローや自分自身の資産のポートフォリオを見ることができること。なおかつExcel ファイルで作成しているので、自分自身のエクセルの勉強にもなります。いつかこのファイルをブログの中でも紹介していけたらとファイルを整備中です。

一番の節約術は、ポイントのお得感に惑わされずに不要なモノ・サービスを購入しない。毎月定期的に出てゆく固定費を可能な範囲で下げること。ー 大変シンプルな法則かもしれませんね。そんな風に思えてきました。

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ロシアのモスクワにある日系企業の管理部門に7年間勤務した後、現在は日本で働く会社員です。モスクワでロシア人と一緒に日々仕事をする中で、私たち日本人が経験するアドミ業務についての情報、課題、考えなどを少しでも多くの方々と共有したい、アドバイスをいただければ、と思いブログをはじめました。 経理、労働法や人事制度の仕組み作り、ITスキルを応用した仕事スキル向上、EAC認証などの幅広い管理課題に取り組んでいます。 とりわけチームビルディング、部下とのコミュニケーション、モチベーションアップ、という課題は世界共通だと認識しています。そんな話題も中心テーマの一つです。

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