以前に記載したロシア人スタッフの時間管理テーマの続きです。朝9時の始業時間に遅刻した時にスタッフに書いてもらっていた用紙一式を、部下から受け取りました。そのユーモアセンスのレベルの高さ、内容の面白さにただただ笑うしかありませんでした。そもそも朝の9時に全員が来なければいけない理由はなぜなのでしょう?会社制度の在り方を考えさせられます。
ロシア人の友人との会話 ―
「学生時代には時間管理が厳しくて、とても遅刻なんかできなかった。」
私「なぜ就職した途端に突然時間を守れなくなるの?学生時代には遅刻せずに学校に行っていたのに?」
「卒業するといろいろあるのよ…。家のことや家庭を持って忙しくなるし。」
私「学校と同じように、会社でも時間管理を厳密にしたらどうだろうか?」
「そしたら誰も居なくなるわよ。」
私「…」
Arrival time 9:08 “Я спала, потому что хотела спать!”(寝ていました。だってもっと寝たかったんだもん!)そうだよね。でも…頑張って来よう。
Arrival time 9:23 “Вышла к электричкам, не могла найти выход в город.”(電車の(出口の)方面に出てしまい、街への出口を見つけることができなかったの。)そんなアホな。
Arrival time 9:05 “Забыла перевести часы на зимнее время.”(冬時間に時計をずらすのを忘れてしまってました。)いやいや、2014年10月26(日)からはサマータイム制度は終わっていて一年中時間は同じですよ。
Arrival time 9:03 “Забалтать с продавцом роз”(ばら売りの売り子とおしゃべりをしてました)おしゃべりしている時間があったら遅刻せずにオフィスに来い!
Arrival time 9:23 “Не хотела приехать.”(会社に来たくなかったんだもの)なんと応えてよいのか…。私もそんな気持ちになること、あります。
Arrival time 9:03 “Monday morning :(“ (月曜日の朝だし。)うん、分かります。でも…頑張って来ようかね。
Arrival time 9:05 “Еще раз спросите – уволюсь.”(もう一度(遅刻した理由を)聞いてきたら辞めてやる)彼女は大切な人材だったので、この時に辞めることなく続けてもらってよかった…。