ロシア内務省は、遠くない将来にロシア国内用のパスポートがどのようなものにあるのか詳細をいくつか公表した。一番大きなニュースはサイズ。パスポートサイズはずっと小さくなり、銀行のカードと同じサイズへ。電子チップを搭載するため、サイズは小さくなっても容量はずっと増えることになる。
「新しいパスポートは銀行のカードのような外見になる。カードには、写真・姓名・父性・誕生年月日・出生地が記載される予定。電子チップには現在の外国用パスポートにあるチップに入っているものと同様の情報が搭載される予定だ」とロシア内務省の入国管理スタッフの言葉。
「電子チップ付きのパスポートを持つことで所有者は国の制度を利用するためにずっと便利になるはずです、ただ、まだ計画の段階ですが」とのこと。
いつ移行するのか?内務省はまだ明言を避けているものの変更はスムースに、徐々に行われるはずである。
2019年10月に、電子チップ付きのパスポートの発行は2020年3月1日から、現行の紙形態のパスポート発行は2022年に停止を予定するとのことであった。
また、あらゆる病気が国内に広まることを避けるために、ロシア内務省はすべてのロシアへ入国する外国籍の人々への指紋採取と医療診断書の提出義務を検討しているようだ。
またロシア近郊の国々、ベラルーシ・ウクライナ国籍の人々がロシア国籍を申請する手続きを簡素化される。「ロシア国籍取得のために、ロシア語履修完了の義務化を不要とする考えでいる。また、ベラルーシ・ウクライナに加えて、カザフスタン、モルダビア国籍の人々についても、彼らがВид на жительствоを取得した段階ですぐにロシア国籍の取得ができる可能性の検討を行っている」
出典:30.01.2020 Российская газета