VBA学習の際、謙虚さが重要。先週末は4時間パソコンとにらめっこして色々試してみるものの進展なし。翌日はやり方を変更。3時間でそれなりの形にもってゆくことができた。
インターネット上にあらゆる種類のサンプルが準備されている。まずは素直にサンプルに従って一度コードを書いて動かしてみる。それから少しずつ自分の欲する形にできるように変化をつけ、テストしてどのようにプログラムが動くのかを見ること。そうやって経験値を積むことが、一見すると遠回りに思えるこの道が一番必要なプロセスなのではないだろうか、とそう思う。
私はプログラミング、という点ではド素人でまったく詳しくないところから始めた段階なのでまだまだ分からないことが多いのだけれど、こんな面白いものがあるのかぁ、と久々にワクワクするものを見つけたような、そんな気持ちにさせてくれます。
自分で何かを作る楽しみ、それが自分の希望通りに動くこと、業務の効率化に役立ち、周りの皆に喜んでもらえる。モノを作るとなると材料を揃えるところから始めなくてはならないけれど、VBAはパソコンさえあればいつでもどこでもOK。
上手くいかないことのほうがまだまだ多くて挫折したくなるんだけれど、これができたら周りのスタッフに喜んでもらえるはず、もっと業務を効率化できるはず、と考えて何とか踏みとどまっています。
また、プログラミングは論理的思考(Logical thinking)を鍛える上でも役立っていると感じています。もしXXXであればYYY、そうでなければZZZなど、正確に論理立てて書かなければ動いてくれない、一つ言葉が間違っていても全く別物とシステムは判断して書いたプログラムが動いてくれない。人間であれば多少間違って発音しても相手は推察して理解してくれるのに…。それはそれで時にイライラすることもあります。
また、一つの目的にに対して異なるアプローチがあり、幾つもやり方がある中でどのようにプログラミングするか、そこに人の経験や性格が表れる、そんなことも見て取れるのが面白いなぁと感じています。なかなか年を取ってくると、新しいことにゼロから取り組むことがおっくうになってきて、手を出しづらくなるのが一般的でしょうか、そうしたことから少しでも離れていて、いつも新しいことにオープンでいることの大切さをVBA学習を通して学んでいます。以前であれば全く分からなくて難しいと感じていたことも、毎日継続して続けることで自然とその難しさのハードルが下がっているように思えてくること、それもまた喜びのひと時です。