ここ最近はDuolingoでの語学学習をストップしています。Duolingoには算数を学べるコースもあり、数分でさっと終えることができるこの算数コースは頭の体操も兼ねて毎日続けています。そのおかげもあって今では継続820日を超えるまでになりましたが、本流の語学学習は全くの手つかずとなればランキングはどんどん下降線をたどる一方…。私の使い方に基づく個人的な感想になりますが、Duolingoでは自分の目指す語学の上達を目指すのは難しいんじゃないかな、という印象です。ユーザーが学習を継続することを楽しませてくれるDuolingoは非常によく出来ているなと実感します。アプリの反応も良いですし、達成することの喜びを与えてくれます。一方で、Duolingoで継続できていることに満足している時には、「本来の目的は何だっけ?この言語を話せるようになることではなかったっけ?これだけ継続している自分は果たしてその目標に達しているだろうか?もしできていないとしたらなぜ?」と立ち止まって考えてみるのが良いのかな、と思っています。
インターネット上で色々と検索している中、マイナーな言語も学習できる、という評価を得ていた学習アプリ”Ling”と出会いました。今では専らウクライナ語の学習に利用していて、今では50日近く継続中です。毎日少しだけ利用しています。
LingのUIについて言えば、全てにおいてDuolingoから劣ります。それだけDuolingoは学習”中毒”になるような工夫がされている、ユーザーの心を掴むために工夫されているものと感心します。それでも、体系的にテーマ毎に学べることやネイティブスピーカーと思われる方の生の声を聞くことができることはDuolingoとは違った良さがあると感じています。実際の学習効果は分かりませんが、一連のレッスンを完了できるまで続けてみようと思って取り組んでいます。Duolingoにしてもそうですが、やっぱり毎日継続できているというのは気分が良いものです。あとはそこに本来の目的である語学の上達が達成できているかを吟味したいものです。
語学の学習というのは、時間のかかる地道な試行錯誤の繰り返しとなりますが、その時の自分のレベルに合った無理なく継続できる方法を見つけてゆくしかないのではないのかもしれません。
ロシア語といえば、NHKラジオ講座の応用編を楽しみながらコツコツと文法の勉強をしたり、NHKニュースのロシア語記事を読んだり。外国語学習は音読することの効果が大きいとのことです。そんなわけで、ロシア語の子供向けの本を、出来ても最大10分間ほどではありますが、声に出して読むようにしています。表現が比較的平易ですし、自分の発音の問題や苦手な部分が発見できるのも良い点です。
ウクライナ語についてはまだまだ初歩レベルではありますが、podcastを聞いたりしているとウクライナ語の響きの美しさを感じています。具体的にどんなところが?と尋ねられるとまだ上手に答えられないのですが…感じる美しさがそこにあります。
購入したウクライナ語の文法教科書「ニューエクスプレス ウクライナ語」の前書きによると、「文学に限っても優れた作家が数多くいますが、ほとんど世に紹介されず、当然知られていません。いま皆さんは、それを原文で読む可能性を手にしようとしているのです。」とありました。またウクライナ語についての説明では「ウクライナ語は、いわばダイヤの原石で…音楽性豊かなことが特徴です」のこと。自分なりにウクライナ語の魅力を言語化できるレベルにまでウクライナ語の理解を深めていきたいと思って学習中です。