ワイヤレスの耳を塞がないイヤフォンが一番好きです。日本で名が知れ渡る前から愛用していた、と勝手に自負しているのですが、休暇でアメリカに出かけた時、現地の空港の売店で発見したAftershokz。これだ!と思い、即購入し愛用していました。帰国してからもテレワーク用として同じメーカーのマイク付きのものを文句なく購入しました。装着感は文句なし。
…しかし、Teamsを利用時にはMute状態にするとビープ音が止まらなかったり、無線接続の問題であったり、安定して会議に参加することを考えると、有線のヘッドフォンが気になり。色々と検索したところ、以下の動画を見てこのヘッドフォンが特におすすめされていました。検討のうえで購入してみました。
IT機器は自分で試してみるしかない。それに尽きると思います。どんなにインターネット上の情報を収集して知識を得ても、なかなか体感して得られる情報のレベルからは程遠いのが現実です。幾らまで支出を許すか、というのは悩ましい問題ですが、全ての製品を事前に試してから購入することが難しい中、購入してから判断することも選択肢の一つかもしれません。(私は購入時には必ず、これは本当に必要なもの?浪費?それとも投資?と考え、納得した後に購入を決定している…つもりですが、投資だからという聞こえの良い決定をして購入してしまうと、振り返った時にとんでもない出費の金額になっていることがあるので注意が必要です。)
Jabra Evolve 40 Stereoの良いところ
【音質】
音楽を聴くために購入しておらず、あくまで仕事の会議用に利用しています。その目的のためであれば、この音質は十分です。
【耳当たり】
パッドも柔らかいものを利用していて、耳にあたる感触も優しく、十分納得です。
【手元で操作できるマイクのオンとオフ】
本来ならば、この機能はこの製品を押す要素の一つであったのですが、— 現時点で何が問題か不明ですが、— Teamsを利用している時のマイクのミュートオン、オフが機能しなくなりました。そのため、ミュートにしていると思いきや声が聞こえているので注意が必要です。今は直接Teamsの画面上のマイクをクリックしてオン・オフの切り替えを行っています。本来であれば、手元で操作できるのは大変便利で重宝していました。この機能はこの製品を購入するうえで重要視したポイントでした。
【軽量でコンパクト】
言い換えると、扱い次第では壊れやすい、ということの裏返しでもあります。とはいっても、私のとっては自宅とオフィス間の持ち運びも全く苦にならない大きさ・重さであって満足しています。
Jabra Evolve 40 Stereoのいまいちなところ
【コードがよく絡まる】
でも、これって有線であるからこそ悪いと言ってしまったらこのヘッドフォンを使うな、という話になるのかもしれませんね。コードの太さがしっかりしているので何だか安心感があります。仕事を終えて、サッと荷物を片付けて帰ろうとするときに、少々このヘッドセットのケーブル巻き取りに時間がかかっている気がしています。
【ケースにいれるのが億劫】
コンパクトなんだけれど、それなりにしっかりと畳んで、マイク部分やケーブル部分が引っかからないように、慎重にケースに収める必要があります。そのため、乱暴に扱ってしまうと危険です。薄手で軽量のハードケースがあれば、そのほうがずっと扱いは楽かな、なんて思ったりもします。
【付け根部分のケーブルがとっても危なっかしく弱そう】
これは毎回ケースに入れる時に神経を使う箇所です。付け根部分も脱着可能式であれば良いのにな、というのが第一印象でした。壊れるとしたらここが一番注意を要する箇所かもしれません。
ヘッドセットをこれまでたくさん利用した経験がないため、他のものとの比較感がない、という点を認めなければなりません。今回の購入は、実物をみていないために上記動画を信じての購入でしたが、これは購入して十分に満足できる製品で、現時点では日々愛用している製品です。
良いものを買うと、基本的に無駄になるリスクは低いと考えています。もし実際に利用してみて、仮に外れであったとしても、それを家族だったり身近な人にプレゼントするのはどうでしょうか?新品ではないけれども、まだ新品に近い状態のものであればきっと喜んでくれるはず。「ありがとう」という言葉の価値を感じられる良い機会になるかもしれません。Youtubeなどの評論を見ると、一つの製品であっても高く評価する人もいれば低い評価の人もいます。そうであっても、良いものは良いもの、と思えば決して悪い買い物ではないのかな、なんて。残念ながら、高い評価を得ている製品であっても、購入して使い始めたその瞬間に、なんて無駄な出費をしてしまったのだろう、こんな製品を高く評価する人は何を考えているのだろう…と思う製品も中にはありました。それも経験と思って割り切っています。
こんな下記のレビュー動画も参考になりました。商品を購入する時、”自分がIT機器に求めている大切な点は何か?(最新機能、値段、軽さ、大きさなど)”、これまでの経験を通して、他人が何を言おうと自分にとって譲れないポイントをしっかりと意識して判断すること、これが失敗を防ぐにも役立つ要素なのかな、と思うところです。