レビュー其の二:43インチのパソコン用モニターを利用してみて(LGエレクトロニクス43UN700-B) / Product Review part2 : LG 43UN700-B

しばらくカラーボックスの上に置いて使用していたLG43インチのパソコン用モニター、43UN700-B。現在このような形となりました。 

43インチのモニターを使用してみての感想は机に置いて目の前に置いて利用するには圧迫感があります。画面の端から端まで見渡すには首を動かす頻度大きく見上げることが多く疲れてしまいました。 そんなわけで考えた解決策がこのキャスター付モニタースタンドを利用することです。 これならば、自分の好きな距離にモニターを置くことも可能で、(机の大きさに依りますが) 圧迫されすぎることも、距離がはなれすぎることも避けられます。 

Amazon Basics TV Trolley for 24 – 43″ TVs with Swivel Feature, Black

このモニター、LG43UN700-Bの背面は、スタンドとの接続部が凹んでいます。この点に要注意です。多くのTV用モニタースタンドは、背面が平面となっているテレビを想定した作りとなっているために購入を断念しました。探しても探しても適当なモニタースタンドがなかなか見つからず。いくつかのウェブサイトを確認し、商品取扱い店に質問して、この背面が凹んだモニターに取り付けられるスタンドはあるか、確認しましたが納得のゆく回答を得られず…「恐らくダメでしょう。」という答え。それ以上いくらインターネットで検索しても分からなかったので、Amazon.comのサイトで見つけた上記のスタンドはきっとサイズが合うのでは、と勝手に判断し購入。中国製のスタンドがアメリカのアマゾンへ行き、私の注文から数週間でようやく隣国の日本へやってきました。段ボールを開けてスタンドを見た時にはワクワク。すぐにモニターとセットアップ。結果は、 合いませんでした…。 

モニター背面と接続する四角い鉄板部分の周辺をカットしなければモニター背面のくぼみに合わないことが分かりました。どうしたものか考えた挙句、近隣の鉄工所に加工を依頼することに。個人の依頼を一点ものから受け付けてくれる鉄工所を見つけ見積を依頼。持参して見てもらうと約1万円で加工が可能です、とのこと。約1週間でこのように綺麗に加工をしていただきました。今度はぴったりと合いました。

さて、モニタースタンドの組立を30分ほどで完成。 このモニターを利用するにあたって大切なのは、画面の中心に自分の視点がくること、より厳密に言うと、視点が画面中心よりも少し上に来るようにする  ー 首を上に向ける動きよりも視点を下に動かすほうが楽ですので上への動きを少なくするために — こうすると一層利用しやすいものだと感じています。 

このモニターの一番のメリットはやはり画面がでかく、画質が綺麗なこと。文字の表示サイズが小さくても解像度が高いので見やすい。特に多くの数値を取り扱い縦横に長いテーブルのエクセルファイルを取り扱う管理業務のスタッフにとっては、一つの画面に、これまではスクロールしなければ見れなかった全体像を画面上に全て表示できること、その素晴らしさは本製品を利用して感じるメリットです。 

モニター27インチのものを2枚横に並べて使用することも考えたのですが、実際にロシアで勤務している時に使ってみたところ、大き目のモニター2つを利用するならば、大きな1枚のモニターを利用するほうがよい、という結論に至っています。 

このサイズであれば、少人数の会議での共有モニターとして資料を映し出す役割を十分果たす大きさです、まして、個人で家で利用する目的であれば、特にエクセルを利用する際には強みを発揮してくれます。ただ、画面が平面であるために、光の加減で画面の端が影のようになってしまい見えづらい、という点を感じています。 この大きさのモニターをメインの外部ディスプレイとして常時利用する、というよりも、入り組んだエクセルファイルデータを作成・検証する際、会議で画面共有して映し出されるパワーポイントの資料をこの大きな画面で眺める。そんな用途で利用するのがよいのではないでしょうか、そんな感想を持っています。

LG43inchモニター 43UN700-Bのスペック詳細 

https://www.lg.com/jp/monitor/lg-43UN700T-B

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ロシアのモスクワにある日系企業の管理部門にて長く勤務した後、現在は日本で働く会社員です。モスクワでロシア人と一緒に激動の日々を過ごした中で当時悩み、もがいていた管理業務の情報、体験談を少しでも多くの方々と共有したい、との思いがきっかけとなりブログを始めました。今はロシア、ウクライナの友人たちと連絡を取りながらロシア語の勉強を続け、ただただ平和な世界が来ることを願う日々です。