Duolingo学習775日継続中。/ Duolingo study, 775 days ongoing

今日で今年度が終わって明日からは新しい年度が始まります。気がつけばDuolingoも先日で連続775日を突破しました。

Duolingoの仕組みは分かりませんが、続けていると新しいフレーズが出てきているように思えます。応用編とも思えるようなフレーズもありますし、これが使えたら「おっ!」とネイティブにも思ってもらえるようなものも増えてきた気がします。これからも継続してゆくならば、いかにもロシア語を話せている!といったフレーズに出会うことができるのでしょうか、楽しみです。

自分が話したいフレーズをロシア語に訳してみる。その積み重ねが言語の力をつける一歩なのかな、と。教科書に書いてあるフレーズをなぞっていると、分かったように思えても身についていなかったり。きっと自分が話したい言葉をロシア語に訳す、そのプロセスには頭の中で考察する動作が入っているので、脳みそもフル回転で働いているのだと思います。その結果、脳みその中に記憶として定着しやすくなるのでしょうか。プログラミングの勉強でも言えることかもしれませんが、教則本に沿って作成してみたものはどんなに手を動かして実際に作成したとしても身についていないことが多い。一方で、自分で作りたいと思うものを作ると、自分でこれを実現するのはどうすればよいのか?、あーでもないこーでもないと延々と考えて試行錯誤を行う過程で理解が追い付いてくるのだと思います。

最近いいな、と思っているのはGeminiを利用して翻訳してもらうこと。例えば以下のようなフレーズをロシア語に訳して、と頼むと説明付きで答えを返してくれます。これはChatGPTでは無い機能で、Geminiのほうが言語系と相性が良いのでしょうか。(あるいはChatGPTを使いこなせていないだけなのかも)

とGeminiにお願いすると次のように返してくれました。

さらに音声を再生しても流暢なロシア語でフレーズを読み上げてくれます。文章の完成度はネイティブの方に評価していただかないと何とも言えませんが、文法に則った正しい文章になっているのではないでしょうか。

最近Youtube Musicでパット・メセニーの音楽をよく聴いています。そのためか下記の動画が推奨に表示されました。この動画の説明で特に面白かったのは、「昔のプレイヤーは理論を分かってはいなくても実際にその理論に沿った演奏ができていた」ということ。ジャズでも理論は大切に違いありませんが、理論だけに偏って勉強し、頭に知識を詰め込んだからといって良い演奏ができる保証はありません。ギターを演奏する技術も必要ですし、歌える心も大切で、それを演奏で表現できるギターの演奏技術も必要です。それは言葉を学ぶ点でも一緒に違いありません。たとえロシア語文法を理解できていないとしても、Duolingoで学ぶフレーズを自然と話すことができれば、ロシア語で表現できるスキルが身についたことになります。後から文法と照らし合わせてみれば、そのフレーズがどんな構成になっているのかを理解できます。Duolingoだけでは足りないし、文法の勉強に偏ってもダメ。深く考えすぎずにゆるりとバランスよく学習してゆくことが、ロシア語学習を楽しく長く続けてゆくためのヒントなのかな、と思うところです。今年はウクライナ語も日々継続してDuolingoで学習中ですが、こちらはさっぱり文法学習がおろそかになっています。明日からいよいよ新年度。新たな気持ちで教科書も開いてウクライナ語もバランスよく学んでゆこう。そして「ウクライナ語も話せます。」と言えるようになりたい。そんな抱負を胸に明日からも言葉の学習を楽しんでゆきたいと思っています。

皆さんにとっても明日からは色々なことへのチャレンジが待っている新年度が始まります。誰しもがうまくいかずに凹むこともあるに違いありませんが、一歩ずつ毎日コツコツと継続することで自分の目標が着実に一歩ずつ近づきますように…。