“本物の自分”と“メールの自分”が同じでいること / Be myself when you write e-mail

ロシアの店頭で販売されているタバコ達。ここまでグロテスクな写真を見ていても何とも思わないのだろうか…禁煙を勧めても「私から私の楽しみを奪わないで、あなたには関係のないことよ」と言う人も。


大抵何かしらの想定外のことが起こる、安寧とした日々からほど遠い毎日を過ごす中、最終的に大切なことはロシア人スタッフとの信頼関係だと考えています。本社とローカルスタッフの間に立ち、どちらの意向も理解した上での微妙なバランスを取る神経戦を闘う中、どうしても問題は生じます。

「(給与が低いとの不満から)あなたたちはいいSalaryをもらって、会社の近くに住んで立派なアパートに暮らしている、それに比べて私たちのSalaryを少し上げることは決して大きな影響がないはずでしょう?どれだけ遠くから通う大変さ、物価の上昇で生活が大変になるか、何も分からないのですか?」

「(言語が違うことからどうしても生じうる誤解から)何を指示されているのかわかりません、もっと英語を分かりやすく書いてもらえませんか?文法に間違いが多くて理解するのが難しいです。」

など、日常的に素直な意見をぶつけられることがあります。もちろん、こちらにも言い分はあります。いかに多くの業務量と責任を背負って仕事をしているかを説明することもできますが、そのような返答はきっと相手に何も伝わらないでしょう。むしろ、意見をよく聞いて、率直な意見をくれることに感謝していることを伝えるのが最善ではないでしょうか(相手が女性スタッフの場合は特にそうです)。また、このような意見を受けた時にどれだけ自分が苛立ちを隠せないか、自分の心拍数がどれだけ高まっているかを感じることで自分のその時点での“人間力パラメータ”を計測するチャンスかもしれません。以前には同じ状況で言い返していたのに、今では多少笑顔で受け止められている自分がいる時には、ちょっぴり嬉しくなる瞬間に違いありませんね。

このような会話ができること自体、相手もこちらには正直に言ってもよい、と思ってくれている証拠と解釈しています。常に言われると決して気持ち良いものではありませんが、お互いに思っていることを相手のためを考え、言葉を選び相手を敬った仕方で言うのであればそれは正しいことでしょう。

それで、信頼関係を築くにあたり、きっと些細でちょっとしたことですが、“本物の自分”と“メールの自分”との間に温度差がないことが大切ではないか、と感じています。日頃自分が決して感情をあらわにする人柄ではなく、「ありがとう」の言い方も「ありがとう!」ではなくて「(ゆったりとした、でも何とか心を込めた)ありがとう。」であるにも関わらず、メールでは頻繁に「ありがとう!You are great!」と言ってたら「この人は一体どんな性格なのだろう?」と訝しげに思われても仕方ないかもしれません。そんな風に感じているので、自分の書く言葉が自分自身を体現しているだろうか、と客観的に見直すよう努力中です。

それにしてもロシア人スタッフはよくメールに!マークを付けてきます。XXX san!!Good morning!!といった風に。そのようにしたほうが見栄えもよいかもしれません。しかしながら、その使用が常態化するときに!マークを使う意味合いが薄れてしまうのではないかな、と感じながら自らのコミュニケーションスキルを日々勉強しているところです。皆さんはどう考えていらっしゃいますか?

 

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ロシアのモスクワにある日系企業の管理部門に7年間勤務した後、現在は日本で働く会社員です。モスクワでロシア人と一緒に日々仕事をする中で、私たち日本人が経験するアドミ業務についての情報、課題、考えなどを少しでも多くの方々と共有したい、アドバイスをいただければ、と思いブログをはじめました。 経理、労働法や人事制度の仕組み作り、ITスキルを応用した仕事スキル向上、EAC認証などの幅広い管理課題に取り組んでいます。 とりわけチームビルディング、部下とのコミュニケーション、モチベーションアップ、という課題は世界共通だと認識しています。そんな話題も中心テーマの一つです。

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