着実に、こつこつと、続けましょう、それが大きな成長へ / Let’s continue making effort steadily and steadily, it will become big growth

夏に度々お邪魔していたモスクワ郊外のダーチャに滞在するロシア人の家族から木の実、キノコの収穫写真が届きました。コロナウィルスによる外出規制が春に始まってからすでに約半年が経ちますが、ほとんどダーチャで過ごしたようです。感染リスクを避けるためにも、郊外で静かに森の傍で新鮮な空気と共に過ごすのが健康にも一番よいのかもしれませんね。少なくとも夏だけは日本の過酷な夏を抜け出してモスクワで夏を過ごしたいと思うばかりです。

モスクワで勤務していてロシア人スタッフと一緒に働く中で感じたのは、毎日の一つずつの業務改善や、勉強を継続してゆくことをないがしろにして(あるいは過小評価してなのか、単に意識していないだけなのか)何か大きなことをやろうとしていること、そんな意識を持っているスタッフが多いなぁ、と感じていました。

昔、新入社員の頃に受けた研修で聞いた「複利成長」。毎日の1%の努力を1年間続けるとどれだけすごい成長になるのか、そんなテーマを聞いたことがあります。毎日の1%の複利成長を1年間続けると次第に大きな曲線を描いて1年後にはとてつもなく大きく成長できている、という。我々は人間なので、1年間そんな簡単に上手くゆく保証もなく、どうしてもダメな時もあります。だからそんな複利成長に固執する気はないのですが、少なくとも日々の生活の中で何か1つでも新しいことをしよう、この業務を改善してみよう、とか。商品をロシアに輸入する時に関係するこの法律はどんな内容なのか、法務スタッフに任せきりにするのでなくて概要を説明したウェブサイトを見て勉強してみようとか。自分の責任範囲以外のことにも気をとめて手を出してみる。隣の人に尋ねてみる、そんなちょっとしたことがゆくゆくは大きな成長につながるのではないでしょうか。

と、そんなことをスタッフに口をすっぱくして言っていたのですが、果たして届いていたのだろうか…当時は目に見えるところでは実感はありませんでした。我々も何年も経ってから「あっ、これはあの時に上司が言っていたことだ」、「これって親に注意されていたよなあ」ということもあったりしませんか?そんな風に、誰かの心の片隅に言葉が残っていて、いつの日にか将来に「あっ、あのときXXXさんが言っていたことってこういうことなのか。」そんな時が来てくれたらと想像しています。

毎日の継続について。例えば部屋の掃除。一気にできたら気持ちがよい、やってしまいたい。が、そうであっても、掃除にそこまで時間をかけられない。であれば、今日はこの部分。明日はあの部分、といったように掃除する部分を細切れにしてゆくと、数日後には着実にきれいになっている。きっと初日は掃除をしだすと他の部分にも手を付けたくなる衝動に駆られるかもしれません。でもそれを始めてしまうと他の予定にも影響が出てしまう。そんな衝動を我慢して少しずつ、かつ着々と。大概、金曜日になると、何か仕事で途中のものがあっても「週末もあるから何とかカバーできるだろう。今日は未完成でもいいや。」そう思っていると失敗します。仕事は仕事時間内にやり切ること。それに最大限に集中すること。週末は結局プライベートのことにも時間を割く必要がでてきますし、気が付くと時間があっという間に経っていて思っていたように未完成の仕事に費やせる時間がわずかであった。そんな経験を何度もして失敗してきました。

仕事も課題があれば、まず何をすべきかの筋道を立てて分解してから着手する。一方ずつやり遂げる。今日やると決めた部分までは着実に完了させてゆく執着力。そんなことの繰り返しが結果的に大きな結果を生み出すための積み重ねになるのだろう、自分自身の経験を通してもそう感じています。

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ロシアのモスクワにある日系企業の管理部門に7年間勤務した後、現在は日本で働く会社員です。モスクワでロシア人と一緒に日々仕事をする中で、私たち日本人が経験するアドミ業務についての情報、課題、考えなどを少しでも多くの方々と共有したい、アドバイスをいただければ、と思いブログをはじめました。 経理、労働法や人事制度の仕組み作り、ITスキルを応用した仕事スキル向上、EAC認証などの幅広い管理課題に取り組んでいます。 とりわけチームビルディング、部下とのコミュニケーション、モチベーションアップ、という課題は世界共通だと認識しています。そんな話題も中心テーマの一つです。

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