言語とメンタリティ/Language and mentality

好んで太陽と空を取るのだけれど、この写真が今のところ一番好き。写真では生の感動が伝わらないのが残念だけれど、自然の美しさ、凄さをズドンと身体で感じた日だった。

昨日、金曜日の晩にロシア人の友人家族と夕食を楽しんだ。語学を専門に勉強してきた奥さんが「言葉があるのは、人が同じことを一緒にやるためである、もし人が一人で生きるのであれば言葉は不要だ、と学んだ」と言葉の意味を語ってくれた。なるほど。
また、面白かったのは「昔、神様が人間の言葉を混乱させてバベルの塔の建築をやめさせた(旧約聖書の創世記に出てくる話)のは、単に言葉を異なるようにしただけではない。メンタリティ、物事の捉え方そのものを変えたことが主要因で建築がストップしてしまったのだ」とのこと。「言葉だけ変えたのであれば、言葉を学習することでお互いが理解できる。しかし、言葉そのものの裏にある概念を理解できなければ、言葉ができたからといってお互いが理解し合うことは難しい。」

「ロシアでは諺などで多様される数字は1、3、7、100。しかしフランスでは2,4」なのだそうだ。例えば、日本では短く話をまとめて表現してもらいたい時、「一言でお願いします」というが、ロシアでは「二言で(в двух словах)」という。言葉の背景にある概念にまで深く思い巡らしたことはなかったので、考えされるよい機会になった。

我々の会社は就業時間が決まっているが、ロシア人スタッフは遅刻が当たり前。数分の遅刻についても特に悪びれることはない。「オフィス1階でエレベータ待ちの人が多くて乗れなかったので遅刻した」とか普通。10分前行動を推奨しても、契約上の時間は決まっているとか、遅刻してもその分残って働いているので何が問題なのか?これもよく聞く。何かで読んだのだが、”日本人は仕事開始時間にはやたらと厳しく、仕事の終わり時間には無頓着(つまり仕事の締切に対する意識が低く、終業時間後もダラダラと続けてしまう)”という傾向は事実と思う。これについてはまた別で詳しく書きたいが、これもメンタリティの違いを示す良い例だろうな。

この季節、金曜日は多くのロシア人がこぞって郊外にあるダーチャ(別荘)に出かける。彼らもこれから車で2時間ほどのところにあるダーチャにでかけて週末は部屋の内装工事をしたり、家庭菜園のチェックをするそうだ。

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ロシアのモスクワにある日系企業の管理部門に7年間勤務した後、現在は日本で働く会社員です。モスクワでロシア人と一緒に日々仕事をする中で、私たち日本人が経験するアドミ業務についての情報、課題、考えなどを少しでも多くの方々と共有したい、アドバイスをいただければ、と思いブログをはじめました。 経理、労働法や人事制度の仕組み作り、ITスキルを応用した仕事スキル向上、EAC認証などの幅広い管理課題に取り組んでいます。 とりわけチームビルディング、部下とのコミュニケーション、モチベーションアップ、という課題は世界共通だと認識しています。そんな話題も中心テーマの一つです。

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