人のよいところに集中することの難しさ、感謝することの大切さ / Difficulties to focus on people’s good points and importance of gratitude

人の悪いところばかりを見てしまう傾向があるのが人の傾向なのかな、と感じています。何か一言言いたくなる。それによって自分が他の人よりも少しでも上に立っている事を示したい。人の悪いところを見つけてやろう、そんな傾向、人の常なのでしょうか?

Of course, Always.. Why you didnt …? I told you etc
その言葉の裏にあることを想定してしまいます。Of course(まるであたかも、何アホなことを聞いているんだ?)Always(いつもと同じにきまっているだろう、そんな馬鹿な質問をするなよ)Why you didnt…? (なんでそんなこ馬鹿なことしたんだ?そんな当たり前のこともやっていないのか?言わなくても分かるだろうが)I told you (前に言ったでしょう、何度言わせるつもり?)

もっと一言、自ら声をかけませんか?他人と会話する際にはなんとなく話す人を選んでしまう。歳を取るほどに他の人とオープンに語り合うことが難しくなる。それをどれだけ自分から打ち破れるか。課題です。モスクワの日本人の社会を見ていて、多くの方々が、それぞれプライベートで出来た関係性をベースに、セミナーで出会う仲間との付き合いを楽しんでいる気がします。それは決しておかしなことではありませんが、プライベートでの比重が仕事での関係性に与える割合が多いのではないかと。

逆に言うと、プライベートの場に身を置いていない人にとっては、セミナーやそれに続く懇親会に出席した時にすでにプライベートの会話で盛り上がっている会話の中に入ってゆくのがとても難しく感じられるということです。そんな光景を見ていると、一人でいる人にもっと声をかけてあげることができないのだろうか、といつも思います。

話しかけてみると、面白い経歴を持っている人だったり、深い考えを持っているひとであったり。いろいろな良い発見があります。

医いたことはあるけれど、文句を言わずにやってくれていることに感謝しませんか?

私たちは部下を見ていて、仕事が遅かったり、間違いがあったり、イライラしてしまうことが一度ならずあります。彼女のパソコンをのぞき込むと、いつまでも経理システムとExcelファイルの両方をにらめっこしています。「それ、今朝もやっていたよね…大丈夫?何が問題なのかね?」と尋ねると「一か月前にまとめたはずなのに、先月締めた数値の修正があったために前の月の数値を改めて見ているんです。数値が組み替えられている(ロシアの会計システムでの処理と日本向けの数値レポート間で勘定科目の組み換えを行っている)ために、数値がどうしても合わず見直しているんです」といった回答が返ってきます。

このやり方自体に問題があるのですが、今回のテーマは「良いところに目を留めて、感謝すること。」そのテーマについて考えると、彼女のように一生懸命にやってくれる姿勢に感謝をしなければと思わされます。先月は彼女の上司と一緒に深夜近くまでレポートのバグ出しをしてくれていました。私は一足先に帰り、あとでメールをチェックすると23:30に報告が来たのには驚きました。金曜日にです。「家族も待っていることだし、もう金曜日で疲れているから帰ろうよ。」と言っても「いや、どうしても今日終わらしていきたいんです。数字が合わないのがどうしても気になるんです」と言ってききません。まだまだ彼女の会計知識、Microsoftスキルをとっても改善の余地がまだまだありますが、そのような姿勢はきっと将来に化けるのではないかと期待しています。

人の成長にとって大切なのは大きく分けて二つ。「仕事スキル」と「人間スキル」。若い頃は仕事スキルがあれば十分ですが、とあるレベルに来た時に必ずぶつかります。年齢を重ねるごとに仕事スキルだけでは周りが付いてこなくなる。なぜならば仕事スキルはいくらでも替えが利くものであり、限界がありません。年齢を積み重ねて一層大切になってくるのは、例えば、周りを鼓舞出来て、人と人がぶつかって生み出される問題を解決できる能力、そういった人間スキルだと考えています。ただし、仕事スキルが無い人が人間スキルだけを持っていても有能なマネジャーになることは難しいのではないか、というのが私の考えです。周りを圧倒させるにも、他の人よりも何かに秀でた仕事スキルを持っている必要があると思うからです。その仕事スキルというのは単に仕事が早い、コンピュータが得意、といった目に見えるものだけではなく、なぜだかこの人からは買いたくなってしまうんだよなぁ…と思わせて営業成績を上げ続けるような人たらしの性格も含まれるのかもしれません。

さて、家族を大切にしている彼女、子供のことを大切にしている彼女。そんな彼女が将来マネジャーになるとすれば、きっとバランスの取れた人望のあるマネジメントになるに違いありません。

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ロシアのモスクワにある日系企業の管理部門に7年間勤務した後、現在は日本で働く会社員です。モスクワでロシア人と一緒に日々仕事をする中で、私たち日本人が経験するアドミ業務についての情報、課題、考えなどを少しでも多くの方々と共有したい、アドバイスをいただければ、と思いブログをはじめました。 経理、労働法や人事制度の仕組み作り、ITスキルを応用した仕事スキル向上、EAC認証などの幅広い管理課題に取り組んでいます。 とりわけチームビルディング、部下とのコミュニケーション、モチベーションアップ、という課題は世界共通だと認識しています。そんな話題も中心テーマの一つです。

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